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3級正誤問題(2019年9月)-金融

【問11】
短期金融市場のうち、金融機関のほか、事業法人や地方公共団体なども参加し、コール取引などが行われている市場を、インターバンク市場という。
【答11】
×:インターバンク市場には、事業法人や地方公共団体は参加していません。
【問12】
ゆうちょ銀行においては、従来、通常貯金と定期性貯金を合わせて1,300万円が預入限度額となっていたが、2019年4月1日から、それぞれ2,000万円に変更された。
【答12】
×:ゆうちょ銀行に預け入れることができる預金の額は、通常貯金と定期性貯金でそれぞれ1,300万円ずつ、合わせて2,600万円までです。
【問13】
パッシブ運用とは、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などの市場インデックスに連動した運用成果を目指す運用手法である。
【答13】
○:パッシブ運用とは、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などの市場インデックスに連動した運用成果を目指す運用手法です。
【問14】
残存期間や表面利率(クーポンレート)等の他の条件が同一であれば、一般に、格付の高い債券ほど安全性が高いため、利回りが高くなる。
【答14】
×:他の条件が同じであれば、格付けの高い債券ほど安全性が高いので、価格が高くなり、利回りが低くなります。
【問15】
国内銀行に預け入れられた外貨預金は、預金保険制度の保護の対象となる。
【答15】
×:外貨預金は、預金保険制度による保護の対象外です。

【問41】
マネーストック統計は、中央政府や( ① )を除く経済主体が保有する通貨量の残高を集計したものであり、( ② )が毎月公表している。

1. ①地方公共団体 ②財務省
2. ①地方公共団体 ②日本銀行
3. ①金融機関   ②日本銀行
【答41】
正解:3 
マネーストック統計とは、「金融部門から経済全体に供給されている通貨の総量」を示す統計で、具体的には、一般法人、個人、地方公共団体などの通貨保有主体(=金融機関・中央政府以外の経済主体)が保有する通貨量の事です。
【問42】
表面利率(クーポンレート)1.2%、残存期間4年の固定利付債券を、額面100円当たり101円で購入し、2年後に額面100円当たり100円で売却した場合の所有期間利回り(単利)は、(  )である。なお、税金や手数料等は考慮しないものとし、答は%表示の小数点以下第3位を四捨五入している。

1. 0.69%
2. 0.73%
3. 0.87%
【答42】
正解:1 
{1.2+(100-101)÷2}÷101×100=0.693…%です。
【問43】
(  )は、東京証券取引所市場第一部に上場している内国普通株式の全銘柄を対象とする株価指数であり、時価総額の大きい銘柄(大型株)の値動きの影響を受けやすいという特徴がある。

1. 東証株価指数(TOPIX)
2. 日経平均株価
3. JPX日経インデックス400
【答43】
正解:1 
TOPIXの説明です。
【問44】
相関係数が(  )である2資産に投資するポートフォリオにおいては、両資産が同一の値動きをするため、分散投資によるリスク低減効果は得られない。

1. -1
2.  0
3. +1
【答44】
正解:3 
2資産で構成されるポートフォリオの相関係数の値が+1である場合、両資産は同じ値動きをし、リスク軽減効果はゼロになります。
【問45】
預金保険制度の対象金融機関に預け入れた(  )は、預入金額の多寡にかかわらず、その全額が預金保険制度による保護の対象となる。

1. 定期積金
2. 決済用預金
3. 大口定期預金
【答45】
正解:2 
預金保険制度により、預入金額にかかわらず全額を保護されるのは、決済用預金です。

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