3級正誤問題(2019年5月)-金融
【問11】
日本銀行の公開市場操作による買いオペレーションは、市中の資金量を増加させ、金利の低下を促す効果がある。
【答11】
○:買いオペレーションは、日銀が市中銀行から債券などを買い上げて、債券を売った市中銀行の手元資金が増加することにより、金利の低下を狙う政策です。
【問12】
投資信託約款に株式を組み入れることができる旨の記載がある証券投資信託は、株式をいっさい組み入れていなくても株式投資信託に分類される。
【答12】
○:株式投資信託と公社債投資信託の区別は、約款ベースです。
【問13】
一般に、市場金利が上昇すると、それに伴い債券の利回りは上昇し、債券価格も上昇する。
【答13】
×:一般的に、市場金利が上昇すると債券価格は低下します。
【問14】
X社の株価が1,200円、1株当たり純利益が36円、1株当たり年間配当金が24円である場合、X社株式の配当利回りは、2%である。
【答14】
○:配当利回り(%)=一株当たり配当金÷株価×100=24円÷1,200円×100=2%です。
【問15】
2資産で構成されるポートフォリオにおいて、2資産間の相関係数が1である場合、ポートフォリオのリスク低減効果は最大となる。
【答15】
×:2資産で構成されるポートフォリオの相関係数が1である場合、リスクの軽減効果はありません(リスクの軽減効果は、-1の時、最大になります。)。
【問41】
全国の世帯が購入する家計に係る財およびサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定する( )は、総務省が公表している。
1. | 景気動向指数 |
2. | 消費者物価指数 |
3. | 消費者態度指数 |
【答41】
正解:2
消費者物価指数の説明です。
消費者物価指数の説明です。
【問42】
投資信託における( )運用は、企業の成長性が市場平均よりも高いと見込まれる銘柄に投資する運用手法である。
1. | グロース |
2. | パッシブ |
3. | バリュー |
【答42】
正解:1
グロース=成長という意味です。
グロース=成長という意味です。
【問43】
個人向け国債の金利の下限は、年( )%である。
1. | 0.02 |
2. | 0.03 |
3. | 0.05 |
【答43】
正解:3
個人向け国債の金利の下限は、年0.05%です。
個人向け国債の金利の下限は、年0.05%です。
【問44】
外貨預金の払戻し時において、預金者が外貨を円貨に換える場合に適用される為替レートは、預入金融機関が提示する( )である。
1. | TTS |
2. | TTM |
3. | TTB |
【答44】
正解:3
外貨を円貨に変える際のレートはTTBです。
(個人投資家目線で、s=スタート、b=バイバイさようなら)
外貨を円貨に変える際のレートはTTBです。
(個人投資家目線で、s=スタート、b=バイバイさようなら)
【問45】
金融商品の販売にあたって、金利、通貨の価格、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として元本欠損が生ずるおそれがあるときは、その旨および当該指標等について顧客に説明することが、( )で義務付けられている。
1. | 商法 |
2. | 消費者契約法 |
3. | 金融商品の販売等に関する法律 |
【答45】
正解:3
金融商品販売法第3条の規定です。
金融商品販売法第3条の規定です。
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