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3級正誤問題(2018年5月)-リスク

【問6】
国内銀行の窓口で加入した生命保険契約については、生命保険契約者保護機構による補償の対象とならない。
【答6】
×:国内銀行の窓口で加入した生命保険契約については、生命保険契約者保護機構によ る補償の対象となります(預金契約者保護機構の保護の対象にはなりません)。
【問7】
定期保険特約付終身保険(更新型)は、定期保険特約の更新の都度、告知が必要であり、健康状態によっては定期保険特約を更新できない。
【答7】
×:保険契約の更新は、健康状態に関係なくすることができます(復活には、告知が必要で、健康状態によっては復活できない場合があります)。
【問8】
医療保険では、退院後に入院給付金を受け取り、その退院日の翌日から1年経過後に前回と同一の疾病により再入院した場合、入院給付金支払日数は前回の入院日数と合算され、1入院当たりの給付日数制限の適用を受ける。
【答8】
×:医療保険で、複数回の入院を1入院とみなすのは、退院日の翌日から180日以内に前回と同一の疾病により再入院した場合です。
【問9】
損害保険の保険料は純保険料と付加保険料で構成されており、このうち純保険料は、保険会社が支払う保険金の原資となる。
【答9】
○:損害保険の保険料は純保険料と付加保険料で構成されていて、このうち純保険料は、 保険会社が支払う保険金の原資となります。
【問10】
企業のリスク対策の手法であるリスクコントロールとは、損失を補てんするために金銭的な手当てをする方法である。
【答10】
×:リスクコントロールとは、リスクそのものを回避したり、発生確率を下げたり、リスクが発現した場合の損失の程度を押さえる事等が該当します。問題文は、リスクファイナンスの説明です。

【問36】

生命保険の保険料の払込みが困難になった場合等で契約を有効に継続するための方法のうち、
(  )は、保険料の払込みを中止して、その時点での解約返戻金相当額をもとに、保険金額を変えないで、
一時払いの定期保険に切り換えるものをいう。

1. 払済保険
2. 継続保険
3. 延長保険
【答36】
正解:3 
保険料の払込みを中止して、その時点での解約返戻金相当額をもとに、保険金額を変えないで、一時払いの定期保険に切り換える制度を、延長保険と言います。
【問37】

養老保険では、被保険者が保険期間満了まで生存した場合に支払われる満期保険金の金額は、(  )である。

1. 死亡保険金よりも少ない金額
2. 死亡保険金よりも多い金額
3. 死亡保険金と同額
【答37】
正解:3 
養老保険の満期保険金と死亡保険金は同額です。
【問38】

一時払変額個人年金保険は、( ① )の運用実績に基づいて保険金額等が変動するが、一般に、
( ② )については最低保証がある。

1. ①一般勘定 ②解約返戻金
2. ①特別勘定 ②解約返戻金
3. ①特別勘定 ②死亡給付金
【答38】
正解:3 
変額保険の保険料は、特別勘定で運用され、運用の成果によって保険金額等が変動しますが、一般的に、死亡給付金には最低保証があります。
【問39】

家族傷害保険に付帯された個人賠償責任補償特約では、
(  )により損害賠償責任を負った場合は補償の対象とならない。

1. 別居の未婚の子が自転車で走行中に起こした事故
2. 友人から借りたビデオカメラを誤って破損した事故
3. 飼い犬が他人を噛んでけがを負わせた事故
【答39】
正解:2 
損害保険では通常、借りたものを壊したことによる賠償事故は、補償されません。
【問40】

小売業を営む企業が、火災・爆発等によって営業が休止または阻害されたことによる利益の減少等に備える保険は、(  )である。

1. 労働災害総合保険
2. 施設所有(管理)者賠償責任保険
3. 企業費用・利益総合保険
【答40】
正解:3 
火災・爆発等によって営業が休止または阻害されたことによる利益の減少等に備える保険は、企業費用・利益総合保険です。
なお、労働災害総合保険は、労災事故による賠償責任備える保険で、施設所有(管理)者賠償責任保険は、施設の維持・管理の不備や構造上の欠陥が原因の事故や、施設の用法に伴う業務中の事故による賠償責任に備える保険です。

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