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3級正誤問題(2022年1月)-金融

【問11】
景気動向指数において、コンポジット・インデックス(CI)は、主として景気変動の大きさやテンポ(量感)の測定を目的とした指標である。
【答11】
○:正しい記述です。CIは、景気変動の大きさやテンポを測るために、DIは、景気の転換点を判断するために用います。
【問12】
インデックスファンドは、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などの特定の指標に連動することを目指して運用されるファンドである。
【答12】
○:インデックスファンドは、特定の指標(ベンチマーク)に連動することを目指して運用されるファンドです。
【問13】
一般に、格付の高い債券ほど利回りが高く、格付の低い債券ほど利回りが低くなる。
【答13】
×:格付が高い(=信用リスクが低い)債券ほど、債券価格が高くなるため、利回りは低くなります。
【問14】
為替予約を締結していない外貨定期預金において、満期時の為替レートが預入時の為替レートに比べて円安になれば、当該外貨定期預金の円換算の利回りは高くなる。
【答14】
○:正しい記述です。外貨投資において、円高は円ベースの利回りの下落要因で、円安は円ベースの利回りの上昇要因です。
【問15】
特定口座を開設している金融機関に、NISA口座(少額投資非課税制度における非課税口座)を開設した場合、特定口座内の株式投資信託をNISA口座に移管することができる。
【答15】
×:既に保有している有価証券をNISA口座に移管することはできません。

【問41】
消費者物価指数は、全国の世帯が購入する家計に係る( ① )の価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するものであり、( ② )が毎月公表している。

1. ① 財        ② 日本銀行
2. ① 財およびサービス ② 総務省
3. ① 財およびサービス ② 日本銀行
【答41】
正解:2
消費者物価指数は、全国の世帯が購入する家計にかかる財およびサービスの価格などを総合した物価の変動を時系列的に測定するもので、総務省が毎月公表しています。
【問42】
先物やオプションを利用し、ベンチマークとなる指標の上昇率に対して2倍、3倍等の投資成果を目指すファンドは、(  )ファンドに分類される。

1. ベア型
2. ブル型
3. インバース型
【答42】
正解:2
ベンチマークとする指数が上昇した場合に基準価額が上昇する投資信託を、ブル型ファンドといいます。
【問43】
表面利率(クーポンレート)2%、残存期間3年の固定利付債券を額面100円当たり101円で購入した場合の最終利回り(年率・単利)は、(  )である。なお、税金等は考慮しないものとし、答は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入している。

1. 1.65%
2. 1.67%
3. 1.98%
【答43】
正解:1
{2+(100-101)÷3}÷101×100=1.650…≒1.65%です。
【問44】
株式の投資指標である(  )は、株価を1株当たり当期純利益で除して算出される。

1. PBR
2. PER
3. ROE
【答44】
正解:2
PER=株価÷1株当たり純利益です。
ちなみに、PBR=株価÷1株当たり純資産、ROE=当期純利益÷自己資本です。
【問45】
A資産の期待収益率が3%、B資産の期待収益率が5%の場合に、A資産を40%、B資産を60%の割合で組み入れたポートフォリオの期待収益率は、(  )となる。

1. 4.0%
2. 4.2%
3. 8.0%
【答45】
正解:2
3%×0.4+5%×0.6=4.2%です。

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