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3級正誤問題(2022年1月)-リスク

【問6】
契約転換制度により、現在加入している生命保険契約を新たな契約に転換する場合、転換後契約の保険料は、転換前契約の加入時の年齢に応じた保険料率により算出される。
【答6】
×:契約転換時の保険料率により、保険料を計算します。
【問7】
収入保障保険の死亡保険金を年金形式で受け取る場合の受取総額は、一般に、一時金で受け取る場合の受取額よりも少なくなる。
【答7】
×:受取総額は、一時金で受け取るより、年金形式で受け取った方が多くなります(未受取部分が運用によって増えるため)。
【問8】
自動車保険の車両保険では、一般に、洪水により自動車が水没したことによって被る損害は補償の対象とならない。
【答8】
×:車両保険は、洪水による被保険自動車の損害を補償します。
【問9】
製造した食品が原因で食中毒を発生させ、顧客の身体に損害を与えたことにより、法律上の損害賠償責任を負うことによって被る損害を補償する保険として、生産物賠償責任保険(PL保険)がある。
【答9】
○:生産物賠償責任保険(PL保険)は、製造した食品が原因で食中毒を発生させ、顧客に対して法律上の損害賠償責任を負った場合に備えることができる保険です。
【問10】
所得税において、個人が2021年中に締結した生命保険契約に基づく支払保険料のうち、先進医療特約に係る保険料は、介護医療保険料控除の対象となる。
【答10】
×:先進医療特約に係る保険料は、介護医療保険料控除の対象となります。

【問36】
生命保険の保険料は、( ① )および収支相等の原則に基づき、予定死亡率、( ② )、予定事業費率の3つの予定基礎率を用いて計算される。

1. ① 大数の法則  ② 予定利率
2. ① 適合性の原則 ② 予定利率
3. ① 適合性の原則 ② 予定損害率
【答36】
正解:1
生命保険の保険料は、大数の法則と収支相等の原則に基づいて、予定死亡率、予定利率、予定事業費率の3つの予定基礎率を用いて計算されます。
【問37】
変額個人年金保険は、( ① )の運用実績に基づいて将来受け取る年金額等が変動するが、一般に、( ② )については最低保証がある。

1. ① 特別勘定 ② 死亡給付金額
2. ① 特別勘定 ② 解約返戻金額
3. ① 一般勘定 ② 解約返戻金額
【答37】
正解:1
変額保険は、特別勘定の運用実績に基づいて将来受け取る保険金額などが変動しますが、一般的に、死亡した際に支払われる金額については最低保証があります。
【問38】
生命保険契約において、契約者(=保険料負担者)および死亡保険金受取人がAさん、被保険者がAさんの父親である場合、被保険者の死亡によりAさんが受け取る死亡保険金は、(  )の課税対象となる。

1. 贈与税
2. 相続税
3. 所得税
【答38】
正解:3
契約者(=保険料負担者)と死亡保険金受取人が同一である生命保険の死亡保険金は、一時所得として所得税の課税対象になります。
【問39】
民法および失火の責任に関する法律(失火責任法)において、借家人が軽過失によって火事を起こし、借家と隣家を焼失させた場合、借家の家主に対して損害賠償責任を( ① )。また、隣家の所有者に対して損害賠償責任を( ② )。

1. ① 負う   ② 負わない
2. ① 負う   ② 負う
3. ① 負わない ② 負う
【答39】
正解:1
軽過失で失火した場合、隣家に対しては賠償責任を負いませんが、建物の所有者に対しては損害賠償責任を免れません。
【問40】
地震保険の保険金額は、火災保険の保険金額の30%から50%の範囲内で設定されるが、居住用建物については( ① )、生活用動産(家財)については( ② )が上限となる。

1. ① 1,500万円 ② 300万円
2. ① 3,000万円 ② 500万円
3. ① 5,000万円 ② 1,000万円
【答40】
正解:3
地震保険の保険金額は、建物は5,000万円まで、家財は1,000万円までしか設定できません。

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