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3級正誤問題(2021年1月)-金融

【問11】
全国企業短期経済観測調査(日銀短観)は、企業間で取引されている財に関する物価の変動を測定した指標である。
【答11】
×:日銀短観は、全国の企業を対象としたアンケート調査です。問題文は、企業物価指数の説明です。
【問12】
インデックス型投資信託は、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などの特定の指標に連動するよう運用される投資信託である。
【答12】
○:インデックス型投資信託は、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などの特定の指標に連動するよう運用される投資信託です。
【問13】
債券の発行体である企業の信用度が低下し、格付が引き下げられた場合、一般に、その債券の価格は下落し、利回りも低下する。
【答13】
×:債券の発行体である企業の信用度が低下し、 格付けが引き下げられた場合(つまり、信用リスクが上昇した場合)、一般的に、その債券の価格は下落して、利回りは上昇します。
【問14】
外貨預金の預入時に、預金者が円貨を外貨に換える際に適用される為替レートは、預入金融機関が提示するTTBである。
【答14】
×:外貨預金の預入時に、預金者が円貨を外貨に換える際に適用されるレートは、TTSです。
【問15】
預金保険制度により、定期預金や利息の付く普通預金などの一般預金等は、1金融機関ごとに預金者1人当たり元本1,000万円までとその利息等が保護される。
【答15】
○:預金保険制度により、定期預金や利息の付く普通預金などの一般預金等は、1金融機関ごとに預金者1人当たり元本1,000万円までとその利息等が保護されます。

【問41】
一定期間内に国内で生産された財やサービスの付加価値の合計額から物価変動の影響を取り除いた指標を、(  )という。

1. 実質GDP
2. 名目GDP
3. GDPデフレーター
【答41】
正解:1 
GDPデフレーターを使って名目GDPの物価変動の影響を取り除いた指標を、実質GDPと言います。
【問42】
追加型株式投資信託を基準価額1万4,000円で1万口購入した後、最初の決算時に1万口当たり300円の収益分配金が支払われ、分配落ち後の基準価額が1万3,800円となった場合、その収益分配金のうち、普通分配金は( ① )であり、元本払戻金(特別分配金)は( ② )である。

1. ① 0円 ②300円
2. ①100円 ②200円
3. ①200円 ②100円
【答42】
正解:2 
基準価額の推移は、個別元本14,000円→分配落ち前14,100円→分配落ち後13,800円であると読み取ることができます。
したがって、300円の収益分配金のうち、利益を元に支払われる普通分配金は100円で、元本払戻金は200円となります。
【問43】
個人向け国債は、適用利率の下限が年( ① )とされ、購入単価は最低( ② )から( ② )単位である。

1. ①0.03% ②1万円
2. ①0.05% ②1万円
3. ①0.05% ②55万円
【答43】
正解:2 
個人向け国債は、0.05%の最低保証利率があり、1万円単位で購入することができます。
【問44】
表面利率(クーポンレート)2%、残存期間5年の固定利付債券を、額面100円当たり103円で購入し、2年後に額面100円当たり102円で売却した場合の所有期間利回り(年率・単利)は、(  )である。なお、税金や手数料等は考慮しないものとし、答は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入している。

1. 0.97%
2. 1.46%
3. 2.91%
【答44】
正解:2 
{02+(102-103)÷2}÷103×100=1.4563…≒1.46%となります。
【問45】
上場企業X社の下記の<資料>に基づいて計算したX社株式の株価収益率(PER)は( ① )、株価純資産倍率(PBR)は( ② )である。

<資料>
株価 1,200円
1株当たり純利益 80円
1株当たり純資産 800円
1. ①1.5倍 ②15倍
2. ①10倍  ②1.5倍
3. ①15倍  ②1.5倍
【答45】
正解:3 
PER=株価÷1株あたり純利益=1,200円÷80円=15倍です。
PBR=株価÷1株あたり純資産=1,200円÷800円=1.5倍です。

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